自分は、何をやってもダメだ。自分はどこに居ても足手まといになっている。自分には価値がない。職場に居場所がない。どうしてこんなにできないことが多いのだろう。みんなが出来ていることが、自分にはどうしてできないのだろう。
そんな風に思ったことありませんか?
私はしょっちゅうです。正直いって、生きている意欲が低下していて、乗っている車がぶつかればいいのに、、、とか考えてました。
努力しないとダメだ。自分を高めないのに、価値がないとか思うのは甘いと言う人もいるかもしれません。
でも、自分には価値がないと思ってしまった人には自分を高めようと思うだけの気力がないのです。自信がないのです。周囲の人からは見下されるか、張り物にさわるように接するようになるかです。ますます、私は自分をダメだなあと思うようになりました。
そこから、私は、狭い世界で考えることを止めました。私が、生きているには食べ物を買うし、飲み物も飲むし、電気も使う。車も使っているし、生きていることで誰かの収入になっている。ダメな自分が生きていることで、私のように思っている人が励まされるかもしれない。もし、自分が1つゴミを拾ったら助かると思う人がいるかもしれない。少なくともゴミが落ちていた地球にとっては良いことをしているはず。
何かの本で読みましたが、寝たきりで体の自由がきかない人がいて、その人のおむつを換えるようとしたら、寝たきりの男性はいつからか非常に力をいれるようになったそうです。ある時、その男性のおむつを換えている人はわかったんです。その男性がおむつを交換しやすいように必死に腰をあげていたことを。
生きているだけでいいんです。誰かのために、何かのために自分ができることをすれば、それは価値があるはずです。目先のことにとらわれてはいけないと思うんです。
私のように気持ちが弱ったあなたも、あなたは生きているだけでいいんです。誰かのために何かのために自分のできることをしようとしたらそれは最高に価値があるんです。そう信じましょう。そして生き続けましょう。それこそが、誰かの励みになりますから。