こんばんは。
興味を持ったことにいろいろ顔を出しているすわとです。
今日は、社会福祉士会の研修会に参加してきました。
地域生活定着支援センターの方から事例などを通していろいろと教えていただきました。
ところで、地域生活定着支援センターとは
高齢または障害により自立が困難な矯正施設退所者に対し、
退所後直ちに福祉サービス等につなげ、保護観察所と連携して地域で生活できるように支援する機関です。
やはり困難なことは、退所後に引き受けてくれる身内がおらず、
住むところを確保できないことだそうです。
まず、住所がないと様々な支援が受けられないようです。
住むところが見つかってもそこが施設であると
そこの生活の枠を入所した人が受け入れられずに飛び出してしまう人もいるそうです。
また、逆に枠付けがあった方が過ごしやすい方もおられるそうです。自由に過ごしてくださいと言われても不安になってしまう方がおられるそうです。
本当にその人が生きる居場所をどうみつけるのかが
非常に難しいということが分かりました。
上手くいった事例としては
ここは自分の土地だと思えて、受け入れる側も市民として受け入れてくれる。社会の一員になってほしいと願う風土があると上手くいきやすいとのことでした。
正解やこうすれば必ず上手くいき、居場所になるということはないのだと思うけど
受け入れる風土をつくるというのが印象に残りました。
また、別な研修会にも参加したいですね。